2V-4
ビーコン送信出力の段階的変更による信頼性の高い車々間位置情報配信手法の提案
○岡本圭右,金原辰典,石原 進(静岡大)
車々間通信による安全運転支援システムでは,
車両の衝突の危険性が高い車両間の距離が近いときほど,
高頻度に精度の高い車両位置情報が必要となる.
一方,車両間の距離が長い場合,車両同士の衝突の危険性は低いため,
頻繁や高精度な位置情報提供は重要ではない.
自車の位置情報や速度等を含むビーコンを一定の出力で送信すると,
車両密度が高い場合,ビーコン同士の衝突が頻発し,
また,車両密度が低い場合は,車両間の距離が長いため
ビーコンが届けることが難しくなる.
本稿では,ビーコンの送信出力を周期的に増減させることで,
ビーコンの衝突頻度を下げ,特に車両間の距離が近い場合に
確実なビーコン配信を行う手法を提案する

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