2V-3
車車間通信におけるトラフィックの優先制御の検討
○山本英生,井手口哲夫,奥田隆史,田 学軍(愛知県大)
安全運転支援を目的とした車車間通信・路車間通信システムの標準化・研究が行われている。現在では、安全運転支援情報や道路交通情報、ETCなどが扱われている。今後はこれらに加え、決済通信・緊急車両情報・協調走行、観光ナビや広告配信、プローブ情報、車内からのネット接続といった安全運転支援以外のコンテンツ・エンターテイメントコンテンツが増加すると予測される。コンテンツの増加に伴い、通信量が増大し伝送遅延が大きくなる。リアルタイム性が重要なデータにもこの伝送遅延による影響が出ると推測される。そこで、通信データに優先度を付加してトラフィックを制御し、トラフィック優先制御の有効性について検討する。

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