2T-8
卓上作業支援における小型物体の位置特定と個体識別に関する検討とその応用
○小笠原寿馬,岩﨑正裕,藤波香織(農工大)
近年,拡張現実感(AR)の飛躍的な発展に合わせて,
ARを利用した日常的に行われている卓上作業の支援を目的とした
研究が増加している.
日常的な卓上作業では大小様々な大きさの物体が使用が想定される.
しかし,現状では物体にタグを付与して情報を得る場合,
タグが大きくなりやすく,小型の物体に付与した際に
作業者の邪魔になりやすい.
また,物体に何も付与せず直接的な画像認識のみで物体を識別する場合,
外観が同様の物体の識別は困難となる.
つまり,現状のシステムにおいて,
大きさが様々な物体の位置特定と個体識別は困難である.
そこで,本研究では小型の物体に対する位置特定と個体識別を行う
手法について検討を行い,その手法を用いた応用例を示す.

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