2T-7
エネルギー最小化を用いたASCIIART自動生成手法の提案
○竹田 遼(東理大),内田祐介,酒澤茂之(KDDI研),半谷精一郎(東理大)
ASCIIARTとは文字による絵の表現方法であり, 電子掲示板等に
おいて、しばしば絵の代わりに用いられている.
ASCIIARTは大きく2種類に分類される. 一つは画像の濃淡を文字
によって再現する色調ベース. もう一つは物体の輪郭を文字に
よって再現する構造ベースである.
色調ベースと比較して構造ベースのASCIIARTの自動生成は非常に困難である.
本稿では, 絵と文字との類似度及び配置された文字と絵のズレを利用
してエネルギー最小化を行うことによる構造ベースASCIIARTの自動
生成手法を提案し, エネルギー最小化により, より原画に近く,
細部の再現性が高いASCIIARTが生成されることを示す.

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