2T-6
多次元特徴分布の可視化を実現した教育用手書き数字認識システム
○山本健寛,竹下鉄夫,江崎信行(豊田高専)
近年,文字認識や音声認識といったパターン認識システムが様々な
分野に応用されている.これらのパターン認識システムは,測定・採集した
大量の特徴量が分布する多次元特徴空間を扱うことが多い.
そのため,それら特徴量の分布や差異を具体的に思い浮かべることは難しく,
このことがパターン認識を学習する上での妨げになっていると考えられる.
そこで本研究では,パターン認識システムの一例として手書き数字認識システム
を取り上げ,当該システム上で扱う多次元特徴量を主成分分析によって
3次元に集約し,可視化を試みる.そして,多次元特徴空間の可視化機能を
実装した,手書き数字認識の教育用システムの開発を行う.

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