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看板の背景色情報を活用した看板内文字列領域抽出法に関する検討
○鈴木拓真(秋田大),野村松信(秋田公立美術工芸短期大),景山陽一,石沢千佳子,西田 眞(秋田大)
歩行者や車両の運転手といった道路利用者は看板から得られる情報を用いて
現在位置の確認や今後の計画の立案を行うことがある。このため、前方向の
看板情報を道路利用者に提供することは道路交通の安全性や利便性の向上に
寄与すると考える。本研究では、これまでに看板の抽出精度向上を目的として
処理の検討を行ってきたが、処理時間に関する検討を行うまでには至って
いないのが現状である。一方、カーナビゲーションシステムなどから事前に
看板の情報を取得することができれば抽出にかかる処理時間を短縮することが
可能となる。そこで、本稿では処理速度の向上を目的とし、背景色に関する
情報が既知であることを前提とした看板内文字列領域抽出法を提案する。

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