2S-5
パラメータの自動調整が可能なカオス複素多方向連想メモリ
○千野拓也,長名優子(東京工科大)
時間的に変化する不応性のパラメータを有するカオス複素多方向連想メモリで
は不応性のスケーリングファクタを時間的に変化させることで1対多の想起能
力の向上が実現されている。本研究では、不応性のパラメータの自動調整が可
能なカオス複素多方向連想メモリを提案する。これまでの研究から、不応性の
スケーリングファクタを適切に変化させることで動的想起能力が向上すること、
不応性のパラメータの適切な範囲は各ニューロンに入力される信号の大きさに
依存することが分かっている。本研究ではこれらのことを利用して、不応性の
パラメータの自動調整による動的な想起能力を向上させる手法について検討を
行う。

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