2N-6
履歴に基づく当選確率を採用した即時抽選システムの提案
○原田健吾(静岡理工科大),武田由衣(三菱電機インフォメーションシステムズ),工藤 司(静岡理工科大)
イベントにおける抽選では、締め切り間際まで応募・変更・取消しを受け付け、直ちに結果を発表する場合がある。一方で、抽選の目的によっては未当選者を優先するケースや、応募者に対する評価を当選確率に反映するケースなど、目的に応じて抽選手段は複雑化する。そこで本研究では、複雑かつ大量の応募がある抽選で、応募状況を確認しながら直前まで応募の変更可能なものを対象とし、締切り直後に結果を即時に発表するための方式を提案する。具体的にはトランザクション時間データベースを用いたバッチ更新方式により、応募と抽選を並行して行うことにより、締め切り直後に抽選結果を発表できる方式とする。

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