情報処理学会 第75回全国大会講演要旨

新規ビジネスとして個人で開発を行う例は少なくないが、失敗している開発者も多く存在する。失敗の原因として，開発した製品と顧客のニーズとの不一致が挙げられる．これに対し，リーンスタートアップという無駄を一切省いた開発マネジメント手法が注目されている．この手法は，ニーズの把握を行ってのち開発を始めるため，開発の無駄を取り除くといったものである．しかし，新規ビジネスを展開するには，開発を効率的に行える体制を取ると共に，マーケットを拡大するためのビジネスモデルとプロセスが必要である．本研究では，マーケットを拡大するためのビジネスモデルと効率的に開発を行うための構築プロセスを提案し，有効性を評価する。