2J-6
イベント指向データ管理手法を用いた系図表示 --線分交叉・屈曲を伴う多重再婚--
○横澤大典(大谷大),杉山正治(立命館大),生田敦司,柴田みゆき(大谷大),松浦 亨(北大病院)
現実の婚姻関係や血縁関係を系図上に表現する場合,たとえ複雑な
関係であっても,限られた種類の線分が用いられる.また,限られた
領域内に一目で視認し得ることが求められる.例えば競走馬の血統関係を
調査してみると,系図の作成に際して婚姻線分を複雑に交叉,かつ
屈曲させる必要が生じる場合がある.従来の系図表示ソフトウェアでは,
このような婚姻線分の交叉・屈曲表現を実現し得るものは皆無である.
我々はこれまでに,新しいデータ管理手法Widespread Hands to InTErconnect
BASic Elements (略称:WHIteBasE) を提案してきた.本研究では,
上述した婚姻線分の交叉・屈曲表現について,既存のソフトウェアを調査し,
WHIteBasEにおける実装の必要性および可能性について検討した.

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