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海岸漂着プラスチックごみを対象とした海洋汚染調査データベースの開発
○山本守和,登川幸生,佐藤秀人,道祖土勝彦,岡部顕史,山本和清,小泉公志郎,宮崎 渉(日大)
海岸へ漂着するプラスチックごみは、分解しスチレンオリゴマーを発生するため、海洋汚染源の1つとなっている。筆者らは、海洋汚染調査を国内外で行い、データ収集と分析を行っている。調査では、採水、気象、海象など、多くのデータを測定するため、調査後の比較分析などに時間がかかる。そこで、海洋汚染調査データベースの開発を行った。Web上で調査データの入力を行うことで、データ収集後の比較分析に要する時間を短縮するとともに、調査データをマッピングすることで、海洋環境汚染の現状を、広く認知するためのツールとして利用することを想定している。本報は、システムの概要と利用方法について報告するものである。

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