2G-4
学習システム構築支援パラメータの推定
○谷口香苗(近畿大高専)
従来は,学生の学習向上率を教員が経験的に想定し,対象学生向けのWeb学習システムを構築するか,もしくはWebシステムを用いて学習を進めつつ,各単元における得点から次の学習経路を決定するようなシステムの構築手法であった。従って,システム終了時まで学生の到達度合いや学習完了割合は不明であるといった欠点があった。
本研究では,各学習経路ごとの向上率が想定できる場合,事前に何割の学生がどのレベルまで到達するかを推定するための指標を提案する。これにより,導入システムもしくは構築システムを利用した際,教員が想定する対象学生の学習向上率や到達レベル割合を事前推定できるようになると考える。

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