2G-1
英語教育における課題遂行支援型の間接学習支援システムの提案
○大平茂輝,長尾 確,後藤明史,外池俊幸(名大)
情報技術が発達した今日においても、英語教育として一般的に行われているのは、
直接学習、すなわち、単語やイディオム、文法、といった英語そのものを主体的・
直接的に学ぶ方式である。筆者らは、別の対象を主体的に学習した結果として、
間接的にある対象を学ぶことになることを間接学習と呼び、英語教育において
間接学習を実践するために必要な情報技術の確立を目指している。本研究では、
英語の多読教材を使い、「好きな学問のテーマを1つ決めて、歴史と現状と展望を
分かりやすく伝えるポスターを制作する」ことを間接学習の課題として与える。
さらに、タブレット端末と大型ディスプレイを利用した少人数向けの対面式
ミーティング支援システムを利用して、間接学習時の学習者同士の議論や
共同作業を記録・分析する。

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