2F-1
画像解析による被災がれき量の推定に関する基礎研究
○山本雅人,古川正志(北大),高谷敏彦(仙台環境開発),大内 東(北海商科大)
東日本大震災の津波被害に代表される大規模な家屋の倒壊を含む災害時において,迅速な対応,復旧に向けた取組を総合的に行うためには,被災がれき量をより早くより正確に推定する必要がある.しかしながら,現状では被災がれき量を精度よく見積る手法は確立されておらず,実際の災害復旧現場において,輸送手段や輸送経路の確保に失敗したり,仮置き場の数が足りなかったりといった事態を引き起こし,復旧の妨げになっている.本研究では,航空写真などの画像データから被災地域をある程度特定し,地図データとの照合によりおおまかな被災がれき量を推定する手法について検討する.

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