2E-4
映像を用いた人物位置検出システムの出力品質制御法
○Adrian Agusta,阿部 亨,菅沼拓夫(東北大)
複数のカメラから得られた映像を用い人物位置の検出を行う手法は,比較的安価に実現可能,高精度な位置情報を獲得可能,利用者がデバイスを装着する必要がない等の利点を有する.しかし,この手法では,対象とする人数や,映像を転送・処理する際のネットワークや計算機の負荷などの状況が変化すると,出力される位置情報の品質が変動する.また,位置情報に要求される品質自体も,アプリケーションによってそれぞれ異なる.本稿では,位置情報の品質に対する要求や状況の変化に応じ,映像を用いた人物位置検出システムのパラメータを制御することで,アプリケーションが必要とする品質の位置情報を安定に出力するための手法を提案する.

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