2D-1
レンズ中心を一致させた多眼カメラによる全天球動画像撮影システムの構築
○神原利彦,菊地 智,関 秀廣(八戸工大)
水平方向360°と垂直方向180°のあらゆる方向から来る光線の輝
度情報を高解像度で記録した画像は全天球画像と呼ばれており、
様々な分野での応用が期待されている。撮影には、1台のライン
スキャンカメラとそれを回転させる機構を用いる手法が提案され
ている。だが、回転に時間がかかり動画像の撮影はできない。一
方、複数台のカメラから撮影した動画像を球面上で貼り合わせて
全天球動画像を生成する手法も提案されている。だが、近くの物
体が隣り合う2つのカメラから撮影されると視差が大きくなりう
まく貼り合わせられないという問題点があった。本研究は、複数
台のカメラのレンズ中心すべてを唯一の点に一致させることで、
この問題を解決する手法を提案する。

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