2B-7
不均一型矩形分割で表現される画像内の図形の移動に伴う矩形数変化
○久保田彬仁(日大),穴田浩一(早大高等学院),高加晋司,神藤悠希,夜久竹夫(日大)
不均一な矩形分割で表現される2次元ラスター画像を考える.
矩形数は解像度と関連する.矩形数が少なければ描画時間が
短いため,同じ精度の画像であれば矩形数が少ない方が良い.
不均一な矩形分割を“octgrid”と呼ばれる8次格子グラフにより
表現することは,効率の良い矩形数減少を実現するだけでなく,
変形操作による矩形数の増加を抑えることが期待できる.
本論文は,まず“octgrid”の解説を行う.次に,この技法を
応用して,2値画像を不均一な矩形分割で表現し矩形数を
減少させるアルゴリズムを解説する.そして例を用いて,
この方法が図形の移動による矩形数の増加を抑えることを,
4分木による方法と比較することで示す.

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