2B-1
GAを用いた分散システム向けのEnd-to-Endタスクの割り当て
○枝光圭祐,兪 明連(東京都市大)
本研究はGAを用いて分散システムのEtE(End-to-End)タスクの割り当て手法を提案するものである。
分散システムで実行されるタスクはEtEタスクと呼ばれ、EtEタスクはいくつか
のサブタスクによって構成される。
分散システムはリアルタイムシステムであることからEtEタスクの応答時間は
小さいことが望まれる。
この応答時間を小さくする方法として、タスクの割り当てと、
ノード内のタスクの実行順番決定、EtEタスクのサブタスクの
処理要求プロトコルがあり、実行順番ではRMアルゴリズム、プロトコルではRGプロトコルが手法として提案されている。
しかし割り当てはNP完全問題であることから決まった手法が
提案されていない。
そこで本研究ではGAを用いてEtEタスクの応答時間を小さくする
割り当て解の近似解を求める手法を提案した。

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