2A-7
BladeSymphonyファームウェアの開発(5)-BS2000 RHEL KVM on LPARユースケースの提案
○田島幸恵(日立)
1台の計算機上で複数の計算機環境を稼働させる方式にはLPAR方式とVM方式があり,各々堅牢性と柔軟性という異なる優位点を持つ。両優位点を活用する機構として,LPAR方式で計算機リソースを論理分割した環境上にVM方式を用いた計算機環境(VMを構築する階層制御機構が考えられる。本制御機構を用いることで堅牢性と柔軟性を同時に満たすことが可能となるが,VMと物理環境の間の層数が増えることからリソース管理が複雑になることが予想される。
一例として,VMで保証されているように見えるネットワークリソースの独立性を物理環境で維持する際に想定される問題点について報告する

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