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BladeSymphonyファームウェアの開発(2)-BS500 マネジメントモジュールファームウェアの開発
○渡辺光昭,伊藤英則(日立)
一般的なサーバ導入において、OSインストール開始の際には、事前にBMC、EFIの設定、NIC、HBAなどのI/Oの設定、I/Oと接続されるスイッチの設定などを実施する必要があるが、この作業は各々の対象のコンソールから個別に実施する必要があり、時間と手間がかかるという課題があった。BS500では、装置の管理モジュールであるマネジメントモジュールが、BMC、EFI、各種I/O、スイッチなどの情報を一元管理し、マネジメントモジュールのGUIコンソールからこれらの設定を一元化することでこの課題を解決した。また、これらの設定を活用し、サーバに障害が発生した際の情報引継ぎ等を実現している。本発表では、BS500におけるこれらの開発結果について報告する。

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