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運動錯視を用いたトリックアート制作用ペイントツール
○神田尚希,渡邉賢悟,宮岡伸一郎(東京工科大)
錯視とは目の錯覚のことで,多くの芸術作品や娯楽作品に取り入れられてきた.本研究では,より多くの人に錯視作品を制作してもらうために,「運動錯視(静止画なのに動いて見える錯視)」を利用してトリックアート作品を容易に制作できるペイントツールを開発している.既に,運動錯視が発生するパターンをユーザが自由に描画できる機能については報告している.今回は,運動錯視を発生させるのに重要な要素であるが,作成が面倒な錯視図形を繰り返し並べる処理を自動で行う機能を開発し付加した.これにより,ペイントツールの機能が充実し,より多彩なコンテンツ制作が可能となった.

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