1ZE-7
ソフトウェア信頼性モデルを応用した大学等における原稿作成プロセスの定量的評価
○土井 崇,奥田隆史,井手口哲夫,田 学軍(愛知県大)
研究室に属する学生は,学会などの定める提出期限までに一定水準以上の質を有する原稿を作成する必要がある.多くの研究室では,教員は学生作成原稿の修正箇所を学生に指摘し,学生は原稿を修正し再提出するというプロセスを繰り返すというスタイルで指導をしている.この指導スタイルにおける原稿完成までの時間は,各学生の原稿作成スキルに強く依存するため,正確に予測することは困難である.提出期限が近づくと,研究室が慌ただしくなる遠因はここにある.そこで,本研究では教員と原稿作成スキルが異なる複数の学生を想定し,学生の原稿作成スキルと教員の推敲・修正間隔が完成時間に与える影響を,確率モデルを用いて検討する.

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