1Y-9
無線センサネットワークにおける動的スリープ制御方式の提案
○豊田慎之介,佐藤文明(東邦大)
センサ端末の電源は電池に依存しており、有限である。また、電池
の交換にもコストがかかるため、センサネットワークの運用には省
電力化が不可欠である。筆者らは、ノードの隣接情報と電力の情報
を用いてルートを構築し、クラスタヘッドでない一部のノードをス
リープさせることにより、センサネットワークの省電力化を実現す
るクラスタリング方式を提案した。しかし、ノードの密度が低い場
合においては、スリープするノードの割合が増え、領域カバー率を
大きく損なってしまっていた。そこで本稿では、ノードの密度に応
じてスリープするノードの割合を変更することで、この問題の解決
を図る。

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