情報処理学会 第75回全国大会講演要旨

近年、Twitterユーザ数が爆発的に増加したことにより、キーワード検索などにより有益な情報を発信するユーザを特定することが困難になった。
本研究では、ドメインを「サッカー」に限定し、SVMを用いて専門的な知識を持つユーザを判別する手法を提案する。本手法では、SVMの素性として、分野の一般的な単語に加え、ユーザプロフィールや、ツイート内のサッカーに関する専門用語、抽象的な単語の使用、実世界の出来事との共起情報などを利用することで、精度向上を試みる。
機械学習のための正解データの作成は、無作為に抽出された300名のユーザを、3名の評価者がツイートの内容などにより専門家と非専門家に分類したデータを適用する。本手法の評価は、10分割交差検定により行う。