1U-10
震災廃棄物量の推定を目的としたリモートセンシングデータの分解能向上に関する基礎検討
○比佐光一,景山陽一,西田 眞(秋田大),大内 東,髙谷敏彦(仙台環境開発),中村陽生(アイリング)
著者らは,総合災害廃棄物処理システムの構想を実現する研究を進
めている。中でも高速かつ精密な災害廃棄物量の推定(量,質,分
布)はその後のすべての処理に係る最優先課題である。本報告では,
著者らのこれまでの成果を基にしたリモートセンシングデータを用
いた災害廃棄物量推定法について提案する。精度の高い推定を行う
ためには,使用するリモートセンシングデータの分解能を疑似的に
向上させ,これを推定に用いる必要がある。具体的事例として,東
日本大震災の被災地である宮城県仙台市を対象とし,リモートセン
シングデータの分解能向上に有効な特徴量の選定を行い,データ分解
能の向上手法について検討を加えた。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について