1U-1
イラスト編集ツールにおける欠損補完処理手法の開発
○鈴木啓晃,渡辺賢悟,宮岡伸一郎(東京工科大)
写真やイラストなどに変形処理を行うと、色が抜ける、線が切れるなど欠損領域が発生する。そこで、インペインティングなどの欠損補完手法を使い欠損補完することがある。しかし、輪郭が線ではっきり描かれているイラストに対し既存の手法で補完を行うと、線が繋がらないなどユーザーの意図しない結果になることが多い。
そこで本研究では、ユーザーが欠損領域に対し輪郭に沿ったガイド線を設定することで、それを基に補完を行いユーザーが意図した輪郭線を得られる手法の開発を行った。併せて欠損領域へのテクスチャ埋め込み機能、欠損補完後の輪郭線再編集機能を実装し、高品質な欠損補完を容易に行うことを可能とした。

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