1M-5
粒子群最適化アルゴリズムを用いた方形導波管誘導性窓付き共振器の設計
○原 幸平,山西貴士,平岡隆晴,豊嶋久道(神奈川大)
 方形導波管に誘導性窓を配置した共振器回路は損失が少なく
耐電力性が高いという特徴から、レーダーや衛星放送などで用いられる
マイクロ波ミリ波帯の帯域通過フィルタとして利用されている。
従来の設計法では、得られる回路寸法値をそのまま製造するのは難しく、
実現可能な数値に丸める必要がある。しかし、この回路寸法値の変化が
特性に悪影響となることがあり、人の手によって寸法値を
調整するには多大な時間的コストがかかる。
 本研究では、組み合わせ最適化アルゴリズムである
Partical Swarm Optimizationを用いた方形導波管誘導性窓付き共振器の
設計法を提案する。本提案手法を用いることで回路の寸法値を最適化し、
実現可能な値で設計することができる。

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