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2DRRスケジューラに基づいたスループットを高めるパケットスイッチスケジューラ
○大森一智,兪 明連,横山孝典(東京都市大)
大規模化・複雑化してきているコンピュータ間ネットワークや衛星通信網のために,
効率の良い多重化通信のパケットスイッチスケジューラを提案する.
従来手法として2DRR(2-Dimensional Round-Robin)スケジューリングがあり,
これはシンプルなアルゴリズムであるが,あるタイムスロットにて送信要求に無駄が生じる.
これを改良したのが低遅延アルゴリズムであるが,
これはスケジューリング準備段階にて2DRRより計算量が多く,実装するには問題点がある.
本研究では,2DRRよりタイムスロットを有効的に活用し,
計算量の少ない手法にてより実用性の高いパケットスイッチスケジューリングを提案する.

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