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メッシュ/トーラス接続型スーパーコンピュータ向けタスク配置手法MOPTの高速化
○浅野 悠,吉瀬謙二(東工大)
近年,メッシュ/トーラス接続網を採用する数万ノードを超える大規模な計算機が登場している.
メッシュ/トーラス接続網では,計算タスクをどのノードに配置するかによって並列アプリケーションの実行時間が変化する.
ここで,タスクを配置するノードを決定する問題をタスク配置問題と呼ぶ.
この問題に対し,我々は高速なタスク配置手法MOPT(Merge OPTimization)を提案した.
本論文では,MOPTにおいて同じ配置の回転や反転を考慮することで冗長性を排除し,高速化する方法を提案する.
これにより以前と同様の出力を4~7倍程度の速度で得られるようになった.

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