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ロングでカールのかかった静的な髪のシミュレーション
○鈴木順也,齋藤郁夫(はこだて未来大)
コンピュータグラフィクスによる人間のシミュレーションにおいて、髪の毛は重要な部位である。ロングでカールのかかった髪は最近流行っていることに着目し、本論文ではそのようなヘアスタイルのシミュレーションを行う手法を提案する。髪の毛は、力がかかると変形するが力から解放されると元の形状に戻るという性質を持っているため弾性体であるといえる。また、カールのような曲がった形状は自身が曲がる物質である弾性体の方が、剛体としてモデル化するより自然に表現できる。髪の毛を弾性体としてモデル化してその解を数値的に解くには計算時間がかかるため、本論文では解析解を用いることでより少ない計算時間でシミュレーションを行う。

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