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並列Haskellを使ったN体問題の実装における評価戦略適用時のパフォーマンスの調査
○大石和也,岡本秀輔(成蹊大)
Haskellは近年注目されている関数型言語の一種であり、遅延評価や、プログラムを容易に並列化できることが特徴である。遅延評価によって、無駄な計算を省いてプログラムの実行時間を短縮出来る場合がある。一方で、メモリを大量に消費してしまう可能性がある。並列Haskellには複数の評価戦略があり、並列プログラムに対して任意の評価戦略を適用することで、プログラムにおける評価の順序を指定することが出来る。本発表では並列Haskellを使ったN体問題の実装に対して、評価戦略を適用したときのパフォーマンスについて調査した結果を報告する。

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