1A-1
FPGAベースアクセラレータ向けメモリプリフェッチ機構の検討
○高前田ー山崎伸也,吉瀬謙二(東工大)
汎用CPUよりも高い性能とより良い電力効率の達成を目的に,
アクセラレータ計算機構としてFPGAが盛んに利用されている.
しかしFPGAで大規模のデータを取り扱う場合,チップ外の
メモリを強く意識したハードウェア構成を取る必要があり,
手軽に高性能アクセラレータを開発することを困難にする
要因の一つとなっている.
本稿では,メモリアクセス性能の向上を目的とした,
小型プリフェッチ専用回路の生成手法を検討する.
FPGAに搭載されるアクセラレータのRTL記述を静的に
解析することにより,メモリアクセスに関連する部分を
複製する.そしてそれを元の回路と独立に動作させる
ことによりチップ外へのメモリアクセスを先行的に行う
ハードウェアについて議論する.

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