イベント企画
ランチョンセッション ~AI TECH TALK~ ビジネス最前線・企業の技術部門が語る人工知能関連テクノロジー
9月3日(火) 12:10-13:00
第3イベント会場(一般教育棟 A棟 A41)
【セッション概要】 例年(FIT2017東京大学・FIT2018福岡工業大学)に続き本年度も開催決定。本企画ではAI技術に関連した各企業のビジネスにおける取り組みを紹介します。機械学習・ディープラーニングなど急速に発展する人工知能関連テクノロジーについて、ビジネスの最前線を担う各企業の技術部門の方が実際の取り組みを語ります。当日は複数の企業が登壇してプレゼン及び質疑応答を行う予定です。今年はお昼休憩時間帯での実施となるために軽食の配布を予定しています。
12:10-12:15 オープニング
12:15-12:25 講演1回目 東芝研究開発センターにおけるAI技術の最新事例紹介
佐野 雄磨(株式会社東芝 研究開発センター メディアAIラボラトリー 研究主務)
【概要】 東芝研究開発センターでは、実世界における膨大なデータを、活用しやすい情報や知識とし、付加価値を創造するためのAI技術の研究開発を行っています。画像・音声・言語を中心とした情報メディアに関するAI技術や、データの加工、データマイニング・解析・意味理解に関するAI技術など多岐にわたっています。本セッションでは、これらのAI技術の最新事例についてご紹介したいと思います。
【略歴】 2006年早稲田大学大学院国際情報通信研究科修士課程修了。同年、株式会社東芝に入社。以降、東芝研究開発センターにて、画像符号化、画像処理、画像認識技術の研究開発に従事。現在は、安全運転支援ならびに自動運転へ向けた環境認識技術の研究開発に従事。
12:25-12:35 講演2回目 コミュニケーションを科学するクラウドサービスの開発
平村 健勝(株式会社RevComm 最高技術責任者 CTO)
【概要】 株式会社RevCommでは、「新たなコミュニケーションの在り方を創造し、世界に変革をもたらす」というミッションを掲げ、AI × Voice × Cloudのソフトウェア・データベースを提供するスタートアップ企業です。法人向けサービス第一弾として、電話営業や顧客対応を可視化するAI搭載型クラウドIP電話 「MiiTel」をご提供しております。本サービスは、音声認識技術を用いて電話営業の会話をテキスト化し、信号処理や音響分析の結果から話し方の傾向を数値化することで、会話の質の向上に貢献し、営業活動における教育工数を下げることが可能になるサービスです。本セッションでは、上記サービスを支える音声認識技術や信号処理技術、クラスタ構築技術やその動向についてご紹介します。
【略歴】 2011年東京工業大学大学院修了後、アクセンチュア入社。2018年6月より株式会社RevCommに参画し、AI搭載型IP電話「MiiTel」のR&D及び製品開発を指揮。クラウドサービスの設計、システムアーキテクチャの設計から、音声認識エンジン、自然言語処理、Webアプリケーション開発まで幅広く手がける。
12:35-12:45 講演3回目 DeepLearningを活用した建設産業特化型AIの事例
菊池 光貴(株式会社フォトラクション 開発部 AI・機械学習チームリーダー)
【概要】 弊社は、建設業の生産性を向上させるクラウドサービス「Photoruction」を提供しております。約25,000件もの建設現場で利用されているため、工事写真や図面など多くのデータが日々蓄積され続けています。開発中のAIエンジン「aoz cloud」では、そのデータを用いた機械学習や画像処理などの技術により、建設業のアナログ業務を自動化することに注力しています。具体的にどのようなことが出来るのか、2つの事例をご紹介いたします。
【略歴】 1995年生まれ。大学では建築を専攻し主に意匠(デザイン)を学ぶ。株式会社フォトラクションでは、建築に対する知見を活用し、DeepLearningを用いた画像解析技術の研究開発を行なっている。”建築産業における本質的でない業務を1つ1つ自動化させていく”ことを目標に建設業特化のAIエンジン「aoz cloud」の開発リーダーとして活躍。
12:45-13:00 クロージング

(※)講演者およびタイムテーブルを予告なく一部変更する場合があります。
(※)登壇者は当日に受付で配布するチラシで紹介しております。