イベント企画
【学生向け】AI TECH TALK 次世代を担う学生へ
~ビジネス最先端の企業が語る人工知能関連テクノロジー~
9月14日(木) 13:00-16:00
第3イベント会場(2号館241号講義室)
【セッション概要】 急速に発展する人工知能関連テクノロジーの最先端について、ビジネス界をリードする各企業がリアルな開発現場を語ります。当日は実際の企業数社が登壇しまして、学生の皆さんに直接プレゼン及び質疑応答を行う予定です。(※)内容の一部を変更する場合があります。

日頃の研究活動の延長線上にある、ビジネス界のリアルをのぞきに来ませんか?

こんな人は是非参加して下さい
・人工知能、AI技術に興味がある
・機械学習やディープラーニング、画像処理技術がどう活かされているか気になる。
・「技術・テクノロジー」がどうやって「ビジネス」になっているか気になる。
・現場エンジニアのリアルが聞いてみたい

<プログラム>
[13:00-13:20]オープニング、各社紹介

13:20-13:45[GRID]社会インフラ問題解決におけるAI適応〜データサイエンスと深層学習、機械学習の融合〜
省エネや就労人口減少など、日本は様々な社会インフラ問題を抱えています。私たちGRIDは、これらの問題解決にデータサイエンスと深層学習、機械学習を駆使して挑んでいます。その取組み事例や、今後のAI活用ビジョンについて説明します。

蝦名 拓也(テクノロジーソリューショングループ エバンジェリスト)
蝦名 拓也【略歴】1972年生まれ。高専から大学院まで機械工学を学ぶ。大学院生時にベンチャー企業研究をはじめ、ソフトウェアベンチャーに就職。以降、マーケティングシステムや医療ITシステムの開発・構築・営業に従事。その後、ソフトウェアベンチャーの事業売却やM&Aを経て、品質管理部門の立ち上げや営業・事業企画のマネジメントを担当。現在は分野を問わず様々な業種を対象に、機械加工学の知識や、ソフトウェア事業に関する幅広い経験を活かし、予測事業拡大の最前線で活動している。

13:45-14:10[SoftBank]Softbankにおける人工知能関連テクノロジー
テーマに沿って、SBにおけるAI活用の状況+研究ではなく現場でAI / Machine Leanringを活用する上で重視されるポイントなどを説明したいと考えています。

山田聡(ソフトバンク株式会社 テクノロジーユニット IT統括 AI戦略本部 AI&データサイエンス部 AIプラットフォーム開発課)
山田聡【略歴】2005年ソフトバンク入社。セキュリティ関連の開発業務等を経て2015年より社内向けAI / 機械学習関連プラットフォーム開発、技術検証に従事。

14:10-14:35[Sansan]名刺管理におけるデータの入力と活用
名刺管理サービスでは、正確なデータ化およびデータベースから価値を創出することが求められている。データ化においては、例えばEメールアドレスが1文字でも異なるとメールは不達となり実用的ではないため、画像処理や機械学習技術を用いた人力入力の効率化に取り組んでいる。このデータ化により蓄えられたデータとは、すなわち人のキャリアやビジネスにおけるつながりを記録したものである。データを解析することにより例えば、採用や営業活動など様々なビジネスシーンにおいて、出会うべき人を推薦できれば、価値を提供できる。本講演では、名刺管理サービスにおける研究開発の取り組みについて紹介する。

高橋寛治(Sansan株式会社 Data Strategy & Operation Center, R&D Group, 研究員)
高橋寛治【略歴】2017年3月長岡技術科学大学大学院工学研究科修士課程電気電子情報工学専攻修了。修士(工学)。在学中は自然言語処理の研究開発に従事。2017年からSansan株式会社Data Strategy & Operation Center 研究員。自然言語処理等の研究開発に従事。

14:35-15:00[ホンダ(本田技研工業)]HondaにおけるAIと自動運転
Hondaは,2020年に高速道自動運転システム,2023年に一般道自動運転システムの実現を目指している.さらに,その後のパーソナルカーLevel4自動運転システムの実現へ向け研究開発を推進している.本講演では,Hondaの自動運転システムのビジョンとそれを実現するためのAIを用いた自動運転システムのコンセプトについて述べるとともに,現在研究中の各種AI技術について紹介する.

安井裕司(株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター ホンダイノベーションラボ東京)
安井裕司【略歴】1994年(株)本田技術研究所へ入社.1994年より,適応制御,ロバスト制御,モデル予測制御,ニューラルネットワーク,機械学習を用いたパワートレイン制御やF1用トラクションコントロール等の研究開発に従事.2016年より,自動運転用AI,および,制御アルゴリズムの研究開発を開始.現在,自動運転用AI研究開発グループのグループリーダー.

15:00-15:25[楽天技術研究所]大規模データ分析向け 分散SQLデータベース
「あらゆる種類のデータを格納できるストレージ」と、「クエリー、データ操作と分析を高速に処理することのできるデータベース」が、今まさに求められています。 これまでは、非構造化/半構造化データといったオリジナルデータと構造化データは別々のシステムで管理され、ストレージからデータベースに正規化したデータをインポートすることが当たり前に行われてきました。しかし、その仕組みでは、リアルタイムに近い速度で膨大なデータを分析することを実現することはできません。さらに、データの精度を維持するための "Single Source of Truth (SSOT)" の構築は必要不可欠な要素です。 ひとつのシステムで「ストレージ 、データベース 、データ分析」が統合され、「クエリー、データ操作と分析」を高速に処理することを可能にする分散SQLデータベースプロジェクトの取り組みを共有いたします。

原 陽亮(楽天株式会社 楽天技術研究所)
原 陽亮【略歴】エンタープライズシステム、情報システム、通信インフラのアーキテクト、Web UI/UXの研究開発を経て、2010年に楽天技術研究所に入所。分散ファイルシステムの研究開発のチーフアーキテクトとして従事、その成果をOSSとして公開中 - [LeoFS](https://github.com/leo-project/leofs)。2014年に、分散SQLデータベースの着想を得た後、段階的に研究を行い、2017年7月にコンセプト「大規模データ分析向け 分散SQLデータベース」決定後、本格的に研究開発プロジェクトを開始。

[15:25-15:45]質疑応答、クロージング

※スケジュールは変更の可能性がございます。

対 象:学科・学年不問
参加費:無料
服 装:私服でOK
持ち物:特になし