抄録
O-021
メール開封率向上を目的とした学習技術の適用
黄 錫明・中込 健・井上 豊(エクスペリアンジャパン)
メール開封率の向上を実現するための方法として、受信者の行動パターンに合わせてメールの配信を行うことが考えられる。利用者がメールを読みたい時間に好まれるコンテンツを配信するための方法としては、ABテスト、ステップメール、動画メールなどが挙げられる。しかし、これらの方法を用いたとしても大量のメールに埋もれると開封されない可能性がある。メール開封率向上の重要なポイントの1つは、利用者の目に留まるような手法でメールを配信することであると考えられる。そこで、本論文では回帰分析のような推定技術を用いて、メール開封率を向上させるような手法についての提案および検証結果を示す。