抄録
O-017
妊娠週の経過に対応したマタニティ支援アプリケーションの開発
◎西川 奏・三好邦彦(釧路公大)・山内寿代(釧路孝仁会看護専門学校)・皆月昭則(釧路公大)
本研究では,妊娠週数に対応したアプリケーションを開発し,スマートフォン向けに公開配付した.妊娠期の女性の身体は出産に向けて徐々に変化を始まる時期で,妊娠してから出産までの身体の変化や過ごし方など,妊娠週数ごとの母胎と赤ちゃんの状態変化の情報・知識をプッシュ通知表示するようにした.妊娠初期~後期(出産時期)を通じて,マタニティの週数別の情報・知識は,医療機関への受療意思決定の行動支援に重要であり,表示内容は行政の保健師・医療機関の専門家の監修協力のもとで作成した.アプリは,スマートフォンとクラウド基盤によって,妊娠期の情報・知識を表示する機能の他にも妊娠後期における陣痛推移機能を実装した.