抄録
N-016
文系大学生のITセキュリティ意識と実践に関する調査
柴田雅博・中村晋介・石崎龍二・森脇敦史(福岡県大)
現代、IT環境が急速に変化しつつある。携帯端末(スマートフォン,タブレットPCなど)が広く普及し、通信インフラとしても公衆無線LANサービスが拡大するなど、常にコンピュータやインターネットが利用できる環境にあると言っていい。webサービスの点でも、SNSやweb通販、動画や・電子書籍配信サービス、ソーシャルゲームなどが大衆化している。しかしその一方で、各種報道が指摘するように、むしろwebの脅威は増加する傾向にある。この状況を踏まえ、われわれは2017年2月、情報教育とはやや疎遠と想定される文系大学生328名を対象にITセキュリティ意識/実践の実態についての量的調査を実施した。本発表では、この調査結果を報告する。