抄録
N-014
褒められポイントによる親子間のコミュニケーションに着目した情報倫理学習支援手法
畑 裕介・堤 優樹・八木陵輔・岩田 一(神奈川工科大)
情報端末の普及に伴い、小学生など低年齢層に対しても適切な情報倫理教育の重要度が増しており、犯罪、SNSのいじめ、情報端末への依存などの危険性がある。既存の対策としてネットの利用を制限するサービスや情報端末があるが、子ども自身何が危険かを理解せず制限だけでは不十分である。そのために、保護者にも情報倫理や情報通信技術に関する知識が求められるが、保護者側も学習が必要であることが多い。本研究では親子間でのコミュニケーションに着目し、教育システムとして褒められポイントを用いた教育支援システムを提案する。本システムにより、親子間において情報倫理について考える時間が増え、学習効果を高めることができる。