抄録
N-011
Accessによるデータベース教育効果の検証
○新田雅道(小松短大)・園田良孝(コマツ工業専門学院)
本学では、EUCのひとつとして、パーソナルなデータベースの構築技能を修得させている。授業は、システムの設計に必要な部分だけを講義形式で行い、データベースの設計や構築技法については、演習形式で修得させている。演習の完成度で、各自の理解度を把握しているが、作業の意味を正しく理解しているかは、質問によって把握した方がよいのではないかと考えた。そこで、授業の最後に理解度調査を行った。この調査は、2015年と2016年に実施した。2015年の調査結果から、授業の改善カ所を導出し、2016年はそれに基づいた授業を行った。2016年の調査は、改善結果を確認するためのものである。
本稿では、両年の結果を分析・比較し、考察している。