抄録
M-013
ARを利用した複数視点からの対象物特定手法
井上綺泉・阪田大輔・佐藤健哉(同志社大)
展望台にいるときや道を案内するとき,案内したい建物に目印を付けるとこが出来れば非常に説明がしやすくなる.しかし,案内する人と案内される人の視点は異なるため,建物の方角に指をさして説明されても,どの建物のことなのかわからないときがある.
そこで本研究では,複数の視点からでも共有したい物体の特定を可能とする手法を提案する.それぞれの視点からカメラで対象物体を撮影した際に,共有したい対象物体を特定し,矢印などをAR情報で表示することで共有の実現を図り,評価を行った.