抄録
K-007
機械学習を用いた手書き文字の正誤判定システムの開発
宮下知也・縄手雅彦・伊藤史人(島根大)・多々納俊治(出雲医療看護専門学校)
文字の読み書きに困難のある児童の発見のために簡易なスクリーニング検査が求められており,書字の検査においては筑波大学の宇野らによって開発された「小学生のための読み書きスクリーニング検査」(STRAW)などがある.しかし,検査で書いた文字の正誤判定は検査者が自分で行わなければならないため,不便さが残っている.そこで,検査者の負担を減らすために手書き文字の正誤判定を自動で行うシステムの開発についての検討を行う.また,システムの開発には近年注目されている機械学習を用いる.