抄録
K-004
動画共有サイトにおける観光関連動画の現状と課題
鈴木祥平・倉田陽平(首都大)
ソーシャルメディアユーザの増加とともに,観光情報を発信する新たな手段として動画共有サイトが注目されている.そして,動画はテキストのみの情報よりも閲覧者によりポジティブな感情を与えるとされている.しかし,日本においてどの程度の観光客誘致者が動画を配信しているかや配信した観光関連動画がどの程度の人々に閲覧されているか,どのような内容の動画が人気であるかといった現状は明らかにされていない.そこで本研究では,人気サイトYouTubeにおける観光関連動画の現状を調査する.そして,動画を観光情報媒体として活用するための課題と今後の発展性について考察する.