抄録
I-016
2D/3Dコンテンツの大きさに関する違和感の研究
笹岡伸彦・堀江祐貴也・鉄谷信二(電機大)
本研究では,無意識的な記憶と違和感の関係性を明らかにするため,無意識で記憶している人の顔の大きさに着目した.その大きさをパラメータとして,実写とアニメキャラ,さらに,見たことの無いモンスターの3つのコンテンツを2D(2次元表示)と3D(立体表示)で表示し,大きさの違和感について主観評価実験を行った.実験結果として,実写とアニメキャラは大きさの変化に対して違和感を抱くところが似ているが, 3D画像の方が違和感を感じ易いことが分かった.見たことの無いモンスターは実写とアニメキャラに比べて違和感が小さいことが分かった.