抄録
H-002
機械学習によるレーザープリンタにより印刷された文字のメーカー、機種の識別
古川 猛(茨城県警/筑波大)
ストーカーによる脅迫文の印刷に使用された白黒レーザープリンタのメーカー、機種を識別することは、犯人の絞り込みや犯行の裏付けに有用である。法科学における文書鑑定では、鑑定人が目視による拡大観察によりプリンタにより印刷された文字に差があることが報告されている。しかし、ヒトによる観察では、サンプル数が多い場合に時間がかかる。そこで、機械学習により文字を識別し、メーカーや機種を判別する。