抄録
E-030
楽曲のリズムの聴き取りと理解のための訓練方法
○堀川澄弘(AI-Culture)
人が音楽を積極的に聞くときには、何か求めるものがあるにちがいない。
著者は音楽に感動や癒しを求めている。
音楽から感動や癒しを受けるには、楽曲を選択することからはじめるべきである。
多くの聴衆から正当に評価された楽曲の作曲者の意図を正確に把握することができてはじめて聞いた者は感動や癒しを受けることができる。
作曲者の意図を把握するためには、楽曲が作られる上で使用されている音楽的手法を正しく理解し、演奏時にリアルタイムで音楽理解ができなければならない。
著者はリアルタイムでの音楽理解力を習得するためのシステムを構築することを目的としている。
本研究は第一歩として音楽の3大要素の中でも最重要であるリズムの聴き取りの訓練方法について考察する。