抄録
E-029
ヒット現象の数理モデルを用いた音楽ライブシーンにおけるEXILE TRIBEの分析
少林俊道(鳥取大)・川畑泰子(東大)・石井 晃(鳥取大)
ヒット現象の数理モデルを用いて日本の音楽ライブシーンにおけるEXILE TRIBEの分析をした。EXILE TRIBEは現在の日本を代表するアーティストであり、日本の音楽シーンを分析するには非常に重要な研究対象である。今回の研究ではライブに関する人々の興味関心を分析するため、1つのライブツアーが完結するまでの工程を、ツアー日程解禁チケット当落発表、ライブツアー開催期間の3つに分けTwitter、ブログの両方で計算した。その結果、アリーナツアーやドームツアーなどツアーの規模によってパラメータの変化が見られた。また、ライブ中では、サプライズがない限り大幅にパラメータは動かない。という傾向があることがわかった。