抄録
CN-005
反転授業における音声明瞭性を考慮した講義映像作成支援システムの開発
松浦辰雄・大囿忠親・新谷虎松(名工大)
本研究では反転授業における講義映像の作成および編集の支援を行う。生徒の学習意欲の向上や知識の定着を促す新しい学習スタイルとして授業と宿題の役割を反転させる反転授業を取り入れる教育機関が増加している。反転授業では、生徒が自宅で学習するために教師側があらかじめ講義として録画した映像を作成する必要がある。しかし、教師の中には動画編集技術においての未熟者もおり、動画編集における負担は大きい。そこで、録画した動画中の早口や口癖が出ている部分を検出し、生徒が聞き取りやすい模範となる音声に半自動的に作成および編集を行うシステムを開発した。