抄録
CH-009
プレゼンテーションスライドの客観評価と印象予測
大山真司・山崎俊彦・相澤清晴(東大)
スライド資料を補助に用いて行うプレゼンテーションは意見や情報を伝える一般的な手段である.プレゼンテーションの目的に適う好印象なスライドの作成は重要であり,スライド作成を支援する書籍やウェブページも多数存在するが,これらを見てスライドを作っても客観的な評価やフィードバックが得られないので自力での改善が難しい.そのため身近な人間に見せてフィードバックを得ることが多くスライド作成は手間である.本研究は,スライドのスタイルが印象に影響を与えることを実験的に確認し,好印象なスタイルのスライドを自力で作成できる支援システムの構築を見据え,スライドの印象予測とスライドの印象に影響を与える要因解析を行った.