抄録
CG-001
FGD-PETに基づく高SUV領域の抽出と特徴解析
鳥越庸平・戸崎哲也(神戸市立高専)・千田道雄(先端医療センター)
FDG-PETからがんの診断を行う際、SUVが重要な指標となる。そこで本研究では、FDG-PETから算出した4次元超曲面曲率に基づいて高SUV領域の抽出を行う。抽出された領域に対して機能的な指標と形態的な指標に基づいた特徴解析を行い、それらを定量評価することで診断支援を行うことを目的とする。機能的特徴として、注目する領域の最大SUV、平均SUV、SUVの分散、形態的特徴として、線状あるいは球状を定量的に評価する。本報告では、がん症例7例に対して適応し、がん特有の特徴あるいは、医師による指摘は無いが、がんによく似た特徴を持つ陰影の絞り込みの結果について報告する。