抄録
C-001
組込みシステムへのネットワーク不正アクセスの検出と隔離方法の提案と実現
森内貴洋・荒木英夫(大阪工大)
IoTの普及により、機器をインターネットに接続しサービスを提供する動きが盛んになってきた。しかし、これらの機器はインターネットに接続されている為、サイバー攻撃を受ける恐れがある。この問題に対し、不正侵入を阻止することを目的とした研究が行われてきた。しかし、管理の行き届かない場所に設置された機器においては不正侵入を阻止することは困難である。例えば、アドレスを偽装した不正アクセス用の機器に交換されることも考えられる。そこで、本研究では不正な機器を検出した際に、ネットワーク上の隔離をすることで利用者が不正な機器にアクセスできないシステムを提案・作成し、実際に攻撃を模したパケットを送信し評価を行った。